アマゾン森林火災の原因は私たちが牛肉を食べること?!
皆様、こんにちは。
最近、アマゾンの森林火災のニュースをよく見かけませんか。
今年だけでも、80,000件の火事が起こり、2013年以降、火事の件数が最多になっているんだそうです。
宇宙からもこの火事の煙が見えてます(><)
写真:Carl De Souza / AFP/Getty Images
このアマゾン森林火災と一見関係なさそうなんですが、私たちが牛肉を食べることがこの火災の原因になっているそうです。
この関係について詳しく書いていこうと思います。
今、アマゾン火災はどうなってる?
2013年以降、最多の火事の件数になっており、火事の規模が大きすぎて宇宙からもその煙が見えるほどなんだそうです。
世界中の人がこの状況に驚愕して、ソーシャルメディアなどで情報を拡散しています。
その後、世界のリーダーや有名人たちもこの状況についてなんとかしなければいけない!と声を上げるようになりました。レオナルド・デカプリオもアマゾンの森林保護団体に寄付したりしてました。
アマゾンは元々森林火災とは無縁で、動物たちも火災という状況に適応していません。
現在、かなりの動物たちが火事に巻き込まれて死んでしまっている可能性もあるそうです。
何百万もの生物種がいる、世界一の生物多様性を有するアマゾンから多くの生物がいなくなってしまうと思うと本当に悲しいです。胸が痛い。。
また、900億トンとも言われる炭素をアマゾンの森林だけで保持していて、これが大気中にでてしまうと更に気候変動に影響が出てしまうかもしれないんだそうです。
そもそもどうしてアマゾンで火災が起こってるの?
アマゾンの森林は「熱帯雨林」というだけに、かなり湿っていて勝手に火事になるということはなかなかないんだそうです。
じゃあ、原因は何?ということなんですが、「人間」なんです。
特に、牛の放牧、大豆の生産、採掘、木材伐採が原因だそうで、牛の放牧や大豆の生産のために豊かな森林を焼き払ってしまうことが原因で火災が拡大しています。
大豆は家畜や家禽類のえさになっていて、生産された大豆の多くはこういった動物が食べています。
私たちのお肉を食べる量は下のグラフのとおりどんどん増えていて、牛や大豆の需要が増加していることもこのアマゾンの森林火災の原因だと言われています。
アマゾンはこれからどうなる?
今年の8月から火災が増加したんですが、これはアマゾンが乾季に入ったことも影響しているそうです。
なので、乾季が終わる9月末〜10月までは大規模な火災が続くかもしれないとのことです。
でも今後火災が起こらないようにするには、根本的な原因である森林伐採や焼き払いを辞めなければいけません!
そうしないと、また同じ状況が来年も再来年も繰り返される可能性があります。
今すぐ私たちができること
- 牛肉などのお肉の消費を減らす。
- 紙や木の消費を減らす。
- 気候変動に対するパレードやデモ活動に参加する(私もメルボルンで9月20日にあるデモ活動に参加予定です)Facebookなどでもそういったイベントが出てたりします。
- レインフォレスト・アクション・ネットワーク、レインフォレスト・トラスト、レインフォレスト・アライアンス、アマゾン・ウォッチ、熱帯森林保護団体などに寄付する。
- アマゾンの状況について色々な人に話す。
お肉とか紙の消費を一人が減らすのはとても小さいことかもしれません。
でも、たくさんの人が何かアクションを起こせば起こすほど大きなインパクトを与えることができます。
一緒にできることから頑張ってみましょう!
最後までお読みくださいましてありがとうございました。